ウブロのクラシック・フュージョンは、ベゼルのビスやケースとストラップのつながりに特徴があるコレクションです。チタニウムケースに黒いラバーストラップを合わせたモデルでも、サイズと搭載ムーブメントが異なるため、型番をそろえて比較することが大切です。
この記事では、42mmの542.NX.1171.RXと、45mmの511.NX.1171.RXを取り上げます。文字盤色とストラップ素材をそろえ、主にサイズの選び方を考えます。
情報確認日:2026年10月24日。メーカー公式情報と国内販売店の掲載情報に基づく解説です。実機の着用・精度測定レビューではありません。
チタニウムとラバーの組み合わせを見る
比較する2型番は、サテン仕上げとポリッシュ仕上げを組み合わせたチタニウムケースを採用します。ベゼルには6個のH型ビスを配し、文字盤はマットブラック、ストラップはライン入りの黒ラバーです。[1・2]
写真で外観を比べるときは、ケースの明るく反射する部分と落ち着いた部分、ラバーへ切り替わる境目に注目してみてください。同じ黒い文字盤でも、外装の比率が変わると腕元の印象は変わります。
なお、ケースがチタニウムでも時計のすべてが同素材とは限りません。この2型番の公式仕様では、クラスプはステンレススチールと記されています。素材名は使われる部位とセットで読むと、誤解を避けやすくなります。[1・2]
42mmと45mmの仕様比較
| 項目 | 42mm | 45mm |
|---|---|---|
| 型番 | 542.NX.1171.RX | 511.NX.1171.RX |
| ケース径 | 42mm | 45mm |
| ムーブメント | HUB1110・自動巻き | HUB1112・自動巻き |
| 公式パワーリザーブ | 約48時間 | 約48時間 |
| ケース/ベゼル | チタニウム | |
| 文字盤 | マットブラック | |
| 風防 | 反射防止加工サファイアクリスタル | |
| 防水表記 | 5気圧(50m) | |
| ストラップ | 黒ラバー | |
出典:ウブロ公式の型番別製品ページ[1・2]。
直径の差は3mmですが、ムーブメント名も異なります。一方、公式に掲載される駆動時間は同じです。「大きいほうが長く動く」といった推測で選ばず、必要な大きさと装着感を判断の中心に置くとよいでしょう。
駆動時間の表記には相違があります。国内販売店YOSHIDAのページでは両モデルとも約42時間と掲載されています。[3・4]この表ではメーカー公式の約48時間を採用しました。表記が異なる理由や製造時期ごとの仕様変更は今回確定できていないため、中古品を含め、購入する個体の説明書・保証情報を販売店と確認してください。
試着ではケースより外側まで見る
サイズを決めるときは、手首周りの数字だけでなく、時計を真上と横から見て確認します。ケースからストラップへ続く部分が手首の幅に収まるか、ストラップが自然に下へ曲がるかを比べてください。
| 試す場面 | 確認すること |
|---|---|
| 腕を机に置く | クラスプが当たる位置と、時計の傾き。 |
| 手首を曲げる | ケースやリューズが手の甲へ当たらないか。 |
| 普段の服を着る | 袖口に収まるか、出したときの大きさが好みに合うか。 |
| 少し離れて鏡を見る | 手元の接写とは異なる、全身とのバランス。 |
42mmを選べば必ず快適、45mmなら必ず大きすぎるとは限りません。ラバーの長さやクラスプの調整状態をそろえたうえで比較すると、ケース径による違いを判断しやすくなります。
国内販売店の掲載価格は両サイズとも税込116万6,000円
| 型番 | 掲載価格 | 出典 |
|---|---|---|
| 542.NX.1171.RX | 1,166,000円(税込) | YOSHIDA・42mm製品ページ[3] |
| 511.NX.1171.RX | 1,166,000円(税込) | YOSHIDA・45mm製品ページ[4] |
2026年10月24日の確認時点の国内正規販売店掲載価格です。メーカー公式ページでは価格の数値を取得できなかったため、出典を販売店価格として明示しています。国内の掲載額を確認できたので、未確認の海外価格や換算額は加えていません。
この2型番では掲載額が同じため、少なくともこの価格表上はサイズアップによる追加額を考える必要はありません。ただし、掲載額は現在の販売条件・在庫・納期を保証しません。購入時は末尾のRXまで指定して見積もりを確認してください。
中古品ではラバーとクラスプも予算に入れる
中古品の比較では、本体の傷だけでなくラバーの状態を確認します。ひび、硬化、汚れ、過去の調整状況に加えて、自分の腕周りへ合わせられるかを販売店に確認してください。交換が必要なら、対応する純正部品と作業費の見積もりも取ります。
型番が近くても、革ストラップや別素材のモデルを同じ条件として比べることはできません。保証書と商品説明の型番、ストラップの現物、付属するクラスプを照合すると、購入後に交換費用が増える見落としを減らせます。
機械については整備履歴と明細、測定条件付きの精度、保証の期間と対象範囲を確認します。新品の掲載価格との差だけで割安と決めず、購入後に必要な整備・交換を加えた支出で判断してください。新品掲載価格から将来の買取額を推測することもできません。
ほかのモデルと比べるときの軸
サイズ選びを広げるなら、ベル&ロス BR-05やモーリス・ラクロア アイコンの記事も参考になります。ブランド名だけで並べず、ケースの形、ベルト・ブレスレットの曲がり方、必要な表示を比較してみてください。
クラシック・フュージョンのこの2本では、価格表と外装素材の条件をそろえたうえで42mmと45mmを試せます。腕元での見え方と調整後の装着感を確認し、その個体の仕様・整備・保証条件まで納得できる一本を選びましょう。
